TOP>三重映画さんぽ>「横山智佐子 ハリウッドからのメッセージ2012」にボランティア参加して 鈴木美咲・田中千晴

*さる6月17日、津市市民活動センターで開催しました「横山智佐子 ハリウッドからのメッセージ2012」に学生ボランティアとして参加・活躍した三重大学生6名の中から、代表して2名の方にボランティア体験記を執筆していただきました。


鈴木 美咲
 横山智佐子さんは私の高校の先輩でした。今回のお手伝いのお話をいただいてそのことを知って、お会いできるのをとても楽しみにしていました。当日、講演前に打ち合わせのためにお話した横山さんは落ち着いた方のように見えましたが、確認のためISMP生徒作品をプロジェクターで映した際に「画面の縦横の比がおかしい」と修正された時や(初見の者の目には恥ずかしながら特に違和感はありませんでした……)、講演からは、映画への情熱とフィルムエディターとしての誇りが感じられました。海外で、フィルムエディターという重要なポジションで活躍されて、さらにISMPで後進の育成もされて(「自分の経験を自分だけのものにしてはいけない、伝えなければと考えた」というお言葉には感動しました)、「自分の好きなことに突き進む人はこんなに活き活きと語れるのか!」と思いました。横山さんは当日たくさんの取材を受けていらっしゃいましたが、お別れの時までとてもお元気な笑顔でいらっしゃいました。憧れの先輩になりました。

 お手伝いとしては、会場の設営や講演中の司会をさせていただきました。客席からのスクリーンの見やすさを気にしながら席を並べていましたが、会場には大きな柱があったり、映像を最大サイズにしようとしてプロジェクターの位置が客席に割り込こんだりしたため、設営には予想以上の時間がかかってしまいました。また、司会では、「早口の癖に気をつけないと、ここの説明はわかりづらいかも……話し方は静かすぎず賑やかすぎず、でも大学生の若々しさ(?)は保ちつつ……あと笑顔!」などと注意点を原稿に書き出していたものの、満員御礼のお客様を前にそんな余裕もなくほとんど夢中でした。お見苦しく、またお聞き苦しい点も多々あったことでしょう。お詫び申し上げます。

 今回、ボランティアとして貴重な経験ができ、なにより楽しく参加させていただくことができ、感謝するばかりです。私は映画について詳しくはなかったのですが、これからはただ映画館でやっているものを観て楽しむだけでなく、もっと制作側のことや歴史など様々なことを知っていきたいと思いました。


田中 千晴
6月17日に横山智佐子さんのイベントにボランティアとして参加させていただきました。
そこで一番感じたことは、自分自身の映画に対する見方が変わった、ということです。
というのも、これまでは「映画を見る側」でしたが、今回イベント運営に参加したことで「映画の製作側、映画の魅力を伝える側」の横山さんや実行委員会の皆さんなど、映画に携わる方々の情熱を実感したからです。映画を製作し公開されるまでには、横山さんのような何時間もかけて作り上げていく方々がいて、そして実行委員会の皆さんのような広報活動などを通じて映画を陰から支える方々がいる…と実感した貴重な経験となりました。ボランティア参加以降数本の映画を見ましたが、その際に一本の映画に込められたたくさんの人の熱い想いを感じながら映画を見ることで、さらに入り込んで見ることができるようになったと思います。

〜広報活動〜
 まず、最初にお手伝いさせていただいたのは、広報活動です。三重県庁・津市役所の記者クラブを訪問し、プレスリリース用の企画書や資料をお届けに行きました。また、学生ボランティアメンバーと大学の各施設の掲示板にチラシを貼りました。記者クラブへの訪問は私自身初めてだったので緊張しましたが、その後各社新聞紙に次々に掲載していただき、記事を見た時はとても嬉しかったです。当日のお客様の中にも記事を見てくださった方がたくさんいて、映画製作を応援し映画の魅力を伝える一員となれたことを実感し、さらに嬉しくなりました。

〜当日の機材設置・会場運営〜
 当日は、学生ボランティアメンバー全員でプロジェクター、パソコン、スクリーン、音響設備、会場の椅子配置、受付など様々な役割を任せていただきました。実行委員会の皆さんは、私たち学生の意見を快く取り入れてくださり、わきあいあいととても楽しい時間でした。
また、横山さんが会場にいらっしゃってから、会場設営のご相談をさせていただきました。この時、スクリーンの位置、音響のボリュームなど上映時の工夫や効果を教えていただきました。そして、ISMPの作品を上映する際、お客様が心地よく映画を楽しんでいただけるように、環境づくりに力を入れました。横山さんが講演でおっしゃっていた「映画は音響が大事。サウンド効果で映画のインパクトが決まるほど」というお言葉を胸に、マイクを使って部屋全体に音がいきわたるように、メンバーと一緒に工夫しました。すると、上映後、横山さんや皆さんから音響についてお褒めの言葉をいただき、まさに映画上映・制作側の裏側体験をしたような感覚でとても嬉しかったです。

今回、大学の友人とともに参加して様々な貴重な経験をさせていただきました。私たちは大学で映画同好会を結成し「人生を考える映画」に触れ語り合っています。これからも今回実感した映画に携わる方々の情熱を感じながら、映画に入り込んでいきたいと思います。そして、同世代の友人や後輩にも映画の魅力を伝えていきたいと思っています。
このような貴重な機会をくださった横山智佐子さん、事務局長の田中忍さんはじめ実行委員会の皆さん、誠にありがとうございました。


*写真撮影:糸魚川まみ、本田翔子(三重映画フェスティバル実行委員会学生ボランティア)
 写真協力:山本展義
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